タダより高いものはない。この格言は、現代のデジタル空間においてこれまで以上に真実味を帯びている。無料かつ広告なしを謳うアプリの多くは、インストール時に過剰な権限の許可を求めてくる。連絡先へのアクセス、写真ライブラリの閲覧権限、バックグラウンドでの位置情報追跡などだ。
セキュリティ専門家は「音楽を聴くだけのアプリが、なぜカメラや位置情報の権限を必要とするのかを考えるべきだ。あなたのプライバシー情報が、月額数百円のサブスク代金と引き換えに売られている可能性がある」と指摘する。目先の小銭を惜しんだ結果、より大きな代償を払うことになりかねない。