自分が「エビだけダメなのか、カニもダメなのか」を客観的に見極めるためには、専門の医療機関(アレルギー科・皮膚科)での精密検査が不可欠です。自己判断で少しずつ食べて試すような行為は、アナフィラキシーの危険を伴うため絶対に避けてください。
医療機関で実施される主要な検査アプローチは以下の通りです。
- 甲殻類アレルギー血液検査IgE:血液中のエビ特異的IgE抗体、カニ特異的IgE抗体の数値を測定。アレルギーの可能性を数値化(クラス0〜6)してスクリーニングする基本検査。
- 食物アレルギー皮膚プリックテスト:前腕の皮膚にアレルゲン試薬(または生のエビ・カニの抽出液)を滴下し、専用の針で微小な傷をつけて15分後の皮膚の膨疹・紅斑の大きさを測定。血液検査よりも生体反応を直接反映しやすい特徴を持つ。
- 経口食物負荷試験(OFC):専門医の厳重な監視下で、実際に疑わしい食品を少量ずつ段階的に摂取し、確定診断を下すゴールドスタンダード(最終確定検査)。
血液検査で陽性反応が出ても実際には症状が出ない「偽陽性」のケースもあるため、検査結果の解釈はアレルギー専門医の総合的な判断に委ねることが重要です。