レギュラーツアーで通算15勝を積み上げた健夫は、50歳を超えて参戦したシニアツアーでもその強烈な勝負強さを遺憾なく発揮した。とりわけ、最高峰の舞台である日本シニアオープンゴルフ選手権での激闘は今なお語り草だ。タフなセッティングになればなるほど研ぎ澄まされる集中力でタイトルを奪取し、シニアの枠を超えたスケールの大きなゴルフを全国に見せつけた。
また、日本プロゴルフ協会(PGA)の会員としても、長年にわたりツアーの発展と普及活動に貢献してきた。ゴルフというスポーツの品格とダイナミズムを体現し続けてきた彼の歩みは、後進のプロたちにとって生きた手本である。年齢を重ねてもなお衰えないインパクトの強さと、コースマネジメントの妙味は、後輩ゴルファーたちを今も唸らせている。