万が一、帰宅時に愛猫が動かなくなっていた場合、絶望とパニックで意識が遠のくかもしれない。しかし、飼い主として最後にできる大切な役割がある。
まず行うべきは、死亡の確認と遺体の保冷処置だ。呼吸や心拍がないこと、瞳孔が開いていることを確認したら、姿勢をやさしく整え、風通しの良い涼しい場所に安置する。特に夏場は遺体の痛みが早いため、保冷剤やドライアイスをタオルで包み、腹部や頭部を中心にしっかりと冷やす必要がある。
その後、信頼できるペット霊園や火葬業者に連絡を入れる。同時に、自分自身を責めすぎないことも重要だ。悲劇に直面した飼い主は深刻なペットロスや自己否定に陥りやすい。一人で抱え込まず、獣医師や専門のカウンセラー、身近な人に胸の内を打ち明ける時間を持つことが求められる。