ペットボトル冷凍で破裂する理由とは?安全な裏技と解凍法を徹底解説

ペットボトル冷凍で破裂する理由とは?安全な裏技と解凍法を徹底解説

ペットボトル冷凍で破裂する理由とは?安全な裏技と解凍法を徹底解説について徹底解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

数あるペットボトル飲料のなかでも、炭酸ペットボトルの冷凍は極めて高い危険性を伴うタブーです。炭酸飲料には高圧で二酸化炭素(炭酸ガス)が溶け込んでいますが、液体が氷へと結晶化していく過程で気体である炭酸ガスは氷の中にとどまれず、わずかに残された密閉空間へ猛烈な勢いで追い出されます。

氷の体積膨張による圧力に加え、追い出された炭酸ガスが逃げ場を失うことで、ボトル内の気圧は危険水域まで跳ね上がります。SNSや大手掲示板では、次のような深刻なトラブル報告が後を絶ちません。

「冷凍庫を開けたら『パンッ』と銃声のような破裂音が響き、内部がコーラまみれになって清掃に半日かかった」
「半分凍った炭酸ボトルのキャップを回した瞬間、手榴弾のようにフタが吹き飛び天井に穴が開いた」
「子どもが凍ったサイダーを取り出そうと触れた瞬間、ボトルが粉砕して鋭利なプラスチック片で指を深く切る怪我を負った」

国民生活センター等の事故事例でも、凍結させた炭酸ボトルの内圧暴発による手指の裂傷や眼球打撲の被害が報告されています。低温下で硬化したプラスチックは衝撃に対して脆くなっており、解凍時の内圧解放と相まってガラス瓶の破裂に匹敵する破壊力を生み出します。炭酸飲料はいかなる理由があっても冷凍庫に入れてはなりません。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。