高校テニスの全国大会に関して、ネット上やファンの間で混同されがちなのが「インターハイ(全国高校総体)」と「全国選抜高校テニス大会」の違いです。この2大会は開催時期だけでなく、選考方式や競技フォーマットにおいて明確な違いが存在します。
- 全国高校総体(インターハイ):毎年夏(8月上旬)開催。個人戦(シングルス・ダブルス)と団体戦(シングルス2・ダブルス1の計3本勝負)で構成され、各都道府県予選を勝ち抜いた選手・学校が出場するトーナメント。
- 全国選抜高校テニス大会:毎年春(3月下旬)開催。団体戦主体の大会で、シングルス3・ダブルス2の計5本勝負(登録選手9名)。各地区ブロック大会(関東、関西、九州など)の順位に基づいて出場校が選考される。
全国選抜高校テニス大会歴代優勝校とインターハイの覇者が必ずしも一致しないのは、この団体戦の試合形式の違いに起因します。インターハイはエース級2〜3人の突出した実力で勝ち上がることが可能ですが、春の選抜は選手層の厚さ(5本中3本先取)が勝敗を分けるため、高校テニス強豪校ランキングの評価指標も大会ごとに細かく分析する必要があります。