ブラックビスケッツ(通称:ブラビ)は、伝説的バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』内で、内村光良率いるポケットビスケッツ(ポケビ)の活動を阻止するライバルヒールユニットとして誕生しました。リーダーの南々見狂也(南原清隆)、天山ひろゆき(天野ひろゆき)、そしてアジアの妖精と称された台湾出身のビビアン・スー(Vivian Hsu)の3人でスタートし、後にオーディションで選ばれたケディ(Ding Kai-Di)が加わることになります。
番組内の過酷な条件――CD発売のために課された過酷な試練や観客動員対決を乗り越え、セカンドシングルとして1998年4月22日にリリースされたのが「Timing」でした。オリコンシングルチャート初登場2位を記録した後、驚異的なロングセールスを記録。オリコン累計売上は約148.3万枚に達し、同年の年間シングルランキングでもGLAYの「誘惑」に次ぐ第2位に輝くミリオンセラーを達成しました。出荷ベースでは200万枚を突破し、日本のみならず台湾やアジア各地でも社会現象を巻き起こしたのです。
当時の音楽シーンは小室ファミリーやビーイング系、ヴィジュアル系バンドが全盛を誇っていましたが、中西圭三が手がけたブラックミュージックに根ざしたファンキーで洗練されたメロディ、そして小西貴雄による軽快なブラスアレンジは、音楽ファンやプロの評論家筋からも極めて高い評価を獲得していました。