東方Projectの立ち絵素材を探す際、初心者が最初に突き当たる疑問が「そもそもどこからダウンロードすればよいのか」という点です。インターネット上には無数の二次創作イラストが存在しますが、動画制作者向けに最適化された素材は主に決まったクリエイターやプラットフォームから供給されています。
動画用素材として不動の地位を築いているのが、くま氏(旧名義:きつね氏)によるきつね素材です。専用サイト「nicotalk&キャラ素材配布所」やBOOTHで公開されており、デフォルメされた親しみやすい頭身と軽快な動作が特徴です。「ゆっくり魔理沙 立ち絵 配布」と検索するユーザーの多くが求めているのがこのスタイルであり、動画文化の象徴的なビジュアルとして定着しています。
一方、より緻密で原作の美麗な世界観を再現したいクリエイターに選ばれているのが、イラストレーター・dairi氏(原案:はるか氏)が手掛けるdairi素材です。ニコニコ静画やPixivを拠点に配布されており、原作ゲーム各作品の衣装やポーズを忠実にトレースした等身大に近いデザインが揃っています。背景透過処理済みの魔理沙 立ち絵 透過素材としてPNG形式で個別保存されているほか、高解像度でのトリミングにも耐えうる描画精度を誇ります。
なお、制作の現場で稀に「霧雨魔理沙 公式立ち絵をそのまま切り抜いて使えないか」という相談が見受けられますが、これは明確な規約違反です。上海アリス幻樂団の二次創作ガイドラインでは、原作ゲームのプログラムデータから画像(スプライトや公式イラスト)を直接リバースエンジニアリングして抜き出し、動画に流用する行為を禁じています。動画に登場させる魔理沙は、必ずファンイラストレーターが描いた二次創作の立ち絵、または自身で描き下ろした素材を使用しなければなりません。