狩野英孝さんのアレルギー体質が全国的に知られる契機となったのは、バラエティ番組『アメトーーク!』の人気企画「アレルギー芸人」への出演でした。番組内で明かされたエピソードは笑いを誘いつつも、医療従事者や同じアレルギーに悩む視聴者を驚愕させるほどの深刻さを帯びていました。
一般的な医療機関で広く実施される血液検査「View39(主要な39項目のアレルゲンを一度に測定する検査)」をはじめ、過去の精密アレルギー検査において、狩野さんは測定項目のほぼ全域で高スコアの陽性反応を記録。さらに拡大検査を含めると「100種類以上の項目に反応が出る」という極めて特異な体質であることが判明しています。
狩野さんが陽性反応を示した主なアレルギー項目の一覧は以下の通りです。
- 食物系アレルゲン:米、小麦、大豆、甲殻類(エビ・カニ)、そば、落花生、果物類(リンゴ、モモなど)
- 吸入・環境系アレルゲン:スギ花粉、ヒノキ花粉、イネ科花粉、ブタクサ、ハウスダスト、ヤケヒョウヒダニ、カビ類(アルテルナリアなど)
- 動物・接触系アレルゲン:イヌ皮屑、ネコ皮屑、金属、各種化学物質
特筆すべきは、日本人の食文化の根幹である「米」や「大豆」「小麦」のすべてにアレルギー反応を有している点です。これにより、日常の食事選択は極めて狭い範囲に制限されることになります。