生理が起こる仕組みは、脳の視床下部・下垂体と卵巣が分泌する精密なホルモンバランス(エストロゲンとプロゲステロン)によってミリ単位で制御されています。排卵が起きてから子宮内膜が剥がれ落ちる(月経が始まる)までの期間(黄体期)は、個人差が少なく約14日間でほぼ固定されています。
つまり、生理予定日を数日早めるためには「排卵そのものを前倒しする」か、「排卵後に分泌されるプロゲステロンの血中濃度を強制的に急降下させる」しかありません。ツボ押しやお風呂、食品といった物理的・日常的な刺激では、脳下垂体から指令されるホルモン分泌量を数日単位でコントロールすることは生理学的に不可能です。
ネット上で「豆乳を飲んだら早く来た」という声があるのは、もともと排卵が早まっていたタイミングと重なったか、急激なストレスや栄養バランスの変化で一時的な不正出血が起きたものを生理と誤認したケースがほとんどです。