世界の国旗の中で、単一の円(丸)を主たるモチーフとして配置した国旗は決して多くありません。世界の国旗における丸モチーフは、太陽や月、あるいは民族の結束を表す普遍的なシンボルとして採用されています。その中でも日本の日の丸と構図が極めて類似している代表的な国旗は以下の通りです。
日本に似ている国旗一覧を俯瞰すると、主にパラオ共和国、バングラデシュ人民共和国、ラオス人民民主共和国、そして自治領であるグリーンランドが挙げられます。いずれも地色の上に明確な円が配置されている点が共通していますが、使われている色彩や円が意味する象徴物は国ごとに明確な差異を持っています。
日本では「白地に赤」という紅白の配色で日出ずる国の太陽を表現していますが、南太平洋の島国では夜空に輝く月を、南アジアの湿潤な大地では緑野に昇る太陽を描き出しました。シンプルな円という形状ゆえに類似性が際立つものの、込められた国家の物語はまったく異なるルーツを持っています。