人選が定まったら、適切なタイミングとマナーに則って正式に依頼を持ちかけなければなりません。結婚式の場合、「招待状を発送する前(挙式の2〜3ヶ月前)」に直接会うか電話で内諾を得ることが絶対のルールです。承諾を得た上で、招待状に「乾杯のご発声をお願いしたく存じます」という旨の付箋を同封するのが正式な作法となります。
会社の上司に直接依頼する際は、業務の合間を避け、事前にアポイントを取った上で対面で伝えるのが基本です。
【上司への依頼文例(対面または電話)】
「〇〇部長、私事で大変恐縮ですが、〇月〇日に結婚披露宴を執り行う運びとなりました。つきましては、日頃より温かくご指導いただいている〇〇部長に、ぜひ披露宴での乾杯のご発声をいただきたく存じます。突然のお願いで誠に恐れ入りますが、ご検討いただけないでしょうか」
友人に依頼する場合は、親密さの中にも礼儀を保った文面を心がけます。
【親しい友人への依頼文例(LINE・メッセージ等)】
「〇〇、忙しいところ連絡してごめんね。実は〇月〇日に結婚式を挙げることになりました。〇〇には学生時代から一番近くで支えてもらったから、ぜひ披露宴のスタートとなる『乾杯の音頭』をお願いしたいと思っています。大役で緊張させちゃうかもしれないけれど、短い挨拶で十分なので引き受けてくれたら本当に心強いです。一度電話かご飯でも行きながら話せるかな?」