鼻の中の白いできものを放置すると危険?原因と正しい対処法を徹底解説

鼻の中の白いできものを放置すると危険?原因と正しい対処法を徹底解説

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「痛みはないのに、鼻の奥に白い塊があって息が通りにくい」「鼻をかんでも白い塊が取れない」という場合、感染症ではなく粘膜の病変が考えられます。

代表格である鼻茸(はなたけ)は、副鼻腔の粘膜が慢性的な炎症によってむくみ、ブドウの房状に垂れ下がってきた良性のポリープです。鼻ポリープの原因としては、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の長期化や、成人喘息に合併しやすい難治性の好酸球性副鼻腔炎、アレルギー反応などが挙げられます。見た目は白っぽい半透明や黄白色で、神経が通っていないため触れても痛みはありません。物理的に鼻腔を塞ぐため、頑固な鼻づまりや嗅覚低下(匂いがわからない)を招きます。

もうひとつ注意すべき良性腫瘍が、鼻腔の乳頭腫(にゅうとうしゅ)です。ヒトパピローマウイルス(HPV)感染などが関与して発生するイボ状の隆起で、白〜薄ピンク色を呈します。乳頭腫の中でも「内反性乳頭腫」と呼ばれるタイプは周囲の骨組織を破壊しながら増大する性質があり、数〜10%程度の確率で悪性化(がん化)するリスクがあるため、完全な切除手術が推奨されます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。