back numberの代表曲として、冬の定番であり続ける「クリスマスソング」。ドラマ『5時から9時まで〜私に恋したお坊さん〜』の主題歌としても爆発的なヒットを記録したこの名曲には、彼自身の等身大の恋愛観と、相手を想う愚直なまでの感情が余すところなく注ぎ込まれている。
彼の描く歌詞世界の特徴は、主人公の「ダサさ」や「情けなさ」を包み隠さずに表現する点にある。完璧なヒーローではなく、思い通りに行かない恋に悶々とする姿。その描写のリアルさは、彼自身が他者と深く向き合い、傷つき、愛おしさを知ってきた経験と無縁ではない。結婚を経て得た心の平安や生活の実感が、過去の切ない名曲たちに新たな彩りと立体感を与えている。