新大阪駅から新山口駅を結ぶ山陽新幹線の主力となるのが「のぞみ」と「さくら」です。移動を計画する際、まず押さえておきたいのが両列車の運行特性と車内環境の違いです。
所要時間の面でトップを走るのは「のぞみ」で、最速約1時間50分〜2時間で両駅を結びます。運行本数も1時間に複数本設定されており、スケジュールに合わせた柔軟な移動が可能です。一方の「さくら」は、新大阪〜新山口間を約2時間05分〜2時間15分で走破します。「のぞみ」より10〜15分ほど時間がかかるものの、車内環境には決定的な強みがあります。
山陽・九州新幹線直通の8両編成で運行される「さくら」は、普通車指定席が「2列+2列」の4列シート仕様となっています。東海道・山陽新幹線の一般的な「2列+3列」シートと比べて座席幅や肘掛けに圧倒的なゆとりがあり、グリーン車に匹敵する座り心地を普通車指定席の料金で享受できます。スピード最優先なら「のぞみ」、移動中の快適性と作業効率を重視するなら「さくら」の指定席を選ぶのが鉄則です。