Q1:一酸化炭素は床にたまりますか、それとも天井にたまりますか?
A1:発生直後は燃焼熱によって暖められているため一時的に天井付近へと昇っていきますが、空気が冷えるにつれて空間全体へ均一に混ざり合っていきます。比重が約0.97と空気(1.0)と極めて近いため、都市ガスのように天井だけに留まり続けたり、プロパンガスのように床にだけ溜まったりすることはありません。時間が経てば床付近を含む空間全体が危険濃度に達します。
Q2:キャンプ用テント内でチェッカーを足元だけに置くのは危険ですか?
A2:極めて危険です。暖房器具を使用している場合、一酸化炭素はまず暖かい空気とともに天井付近へ昇るため、足元だけに置いていると警報が鳴るまでに致命的なタイムラグが生じます。最悪の場合、気づいた時には幕内全体が高濃度に達している恐れがあります。チェッカーは上部と就寝時の顔の高さの2箇所に配置し、早い段階で変化を察知できる環境を整えてください。
Q3:頭痛など「中毒かもしれない」と感じた場合、現場でまず何をすべきですか?
A3:一切の躊躇を捨て、直ちにその場から外へ避難して新鮮な空気を吸ってください。換気扇のスイッチを入れる動作すら火花による爆発や倒壊時のリスクになり得ます。可能であればドアや窓を開け放ち、自力で歩行できるうちに屋外へ脱出することが最優先です。手足の脱力やめまいを感じる場合は大声で周囲に助けを求め、速やかに119番通報して高気圧酸素治療が可能な医療機関への搬送を要請してください。