山形冷たいラーメンの謎を解く!氷でも油が固まらない理由と名店比較

山形冷たいラーメンの謎を解く!氷でも油が固まらない理由と名店比較

山形冷たいラーメンの謎を解く!氷でも油が固まらない理由と名店比較の注目されている理由を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

県外の人がしばしば混同しがちなのが「冷やし中華」との違いです。しかし、両者の成り立ちや構造は全くの別物といえます。

冷やし中華は平皿に盛った麺へ酢醤油やごまだれベースの酸味ある「タレ」を少量かけ、錦糸卵やキュウリを添えて食べる和え麺スタイルです。これに対し、山形の冷たいラーメンは、熱いラーメンと全く同じ深底の丼に、なみなみと注がれた「冷たい醤油スープ」と氷、そしてチャーシュー、メンマ、ナルトなどの王道具材が鎮座します。酸味に頼らず、牛骨・鶏ガラ・煮干し・鰹節から取った重層的な出汁の力で食べさせる点が決定的な相違点です。

山形には古くから、鶏肉と冷たい出汁で蕎麦を食す「冷たい肉そば」(河北町発祥)の文化が根付いていました。日常的に冷たい麺類を好む風土的土壌があったからこそ、冷やしらーめんという革新的な食文化もすんなりと地域住民に受け入れられ、独自のご当地グルメとして定着していきました。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。