モズは体長20センチメートルほどの一見可愛らしい小鳥ですが、その生態は極めて獰猛なハンターです。自分と同等以上の大きさを持つトカゲやヘビ、カエル、バッタなどの大型昆虫、時には小鳥やネズミまで鋭い鉤爪と頑丈な嘴(くちばし)で捕食します。
そんなモズが仕留めた獲物を尖った木の枝や有刺鉄線、フェンスの網目などに突き刺しておく現象を「早贄」と呼びます。地上から1〜2メートルほどの目立つ高さに設置されることが多く、獲物が乾からびてミイラ化している姿は、バードウォッチング初心者のみならず多くの人々を驚かせてきました。