機関投資家や大手証券会社のアナリストレポートでは、百五銀行に対して概ね強気から中立の上位評価が付与されています。アナリスト予想による目標株価のコンセンサスは、堅調な金利恩恵と還元強化を織り込む形で上値余地を意識した水準に設定されています。
今後の百五銀行の株価見通しを左右する主要ファクターは以下の通りです。
第一に、日銀によるターミナルレート(利上げの最終到達点)の引き上げピッチです。利上げペースが維持される限り、本業の利ざや拡大シナリオは継続します。第二に、保有する政策保有株式の縮減ペースです。持ち合い株の売却益が特別利益として計上され、それがさらなる自己株式取得の原資となる好循環が期待されています。
一方で、国内景気の減速による中小企業の信用コスト増加リスクや、世界的な市場急変動に伴う有価証券ポートフォリオの評価損リスクには一定の警戒が必要です。