宿泊客のみならず、全国のグルメファンを惹きつけてやまないのが、同ホテルを象徴する中国料理レストラン「桃花源(とうかげん)」です。「熊本ホテルキャッスルの中華を食べるためだけに熊本を訪れる価値がある」とまで評される名店であり、日本の四川料理界において歴史的な金字塔を打ち立ててきました。
桃花源の名を全国区に押し上げた立役者が、元総料理長・顧問の斉藤隆士氏です。NHK『きょうの料理』などで日本の家庭に麻婆豆腐を広めた「四川料理の父」陳建民氏の一番弟子として腕を振るい、四川料理特有の「麻(痺れ)」と「辣(辛さ)」のなかに奥深い旨味を封じ込める調理法を確立しました。
名物として名高い「四川麻婆豆腐」や胡麻の芳醇な風味が際立つ「担々麺」は、ランチタイムでも気軽に堪能できることから、地元ビジネスパーソンの会食や観光客の昼食利用で常にウェイティングが発生する人気ぶりです。ランチセットは手頃な価格設定ながら、前菜からデザートに至るまで妥協のない火入れと香辛料の調合が施されており、ディナータイムの本格的なコース料理に至っては、伝統と独創性が融合した至高の美食体験を提供してくれます。