藻岩山スキー場は、大きく分けて「南斜面」と「北斜面」の2つの顔を持ちます。初心者が迷い込みやすいトラップを回避し、自らのレベルに応じた斜面を選択することが、怪我を防ぎ楽しむための絶対条件です。
ファミリーや初級者にとって安全地帯となるのが南斜面です。南斜面ロッジ周辺のファミリーゲレンデは最大斜度が緩やかで、コース幅も広く取られています。リフトの運行速度も初級者に配慮した設定となっており、プルークボーゲン(ハの字滑走)を習得したての子どもでも安心して連続ターンを練習できます。
一方、中上級者を惹きつけてやまないのが北斜面です。「うさぎ平コース」や「からまつコース」をはじめとする急斜面は、適度なコブと手応えのあるバーンが続き、滑りごたえは道内の名門ゲレンデと比べても遜色ありません。
そして、藻岩山最大のハイライトといえるのが札幌夜景ナイタースキーです。日本新三大夜景に選ばれた札幌市街のまばゆいイルミネーションに向かって、まるで夜空にダイブするかのような感覚で滑り降りる体験は、世界的にも希少な景観価値を誇ります。視界いっぱいに広がるビル群の光と、静まり返った雪面のコントラストは、一度体験すると病みつきになるほどの引力を持っています。