多くの生活者が直面する最大のストレスは、発泡スチロールを折ったり切ったりする際に発生する「静電気で体にまとわりつく白い粉塵」です。清掃現場や引越し業者のプロが実践している、粉を出さずに体積を5分の1以下へ減容するテクニックを公開します。
最も安全かつ道具を使わない方法は「45Lゴミ袋の中での踏み割り法」です。二重にした厚手のゴミ袋の中に発泡スチロールを丸ごと入れ、袋の口を少しだけ開けて空気の逃げ道を作ります。その上からゆっくりと足で踏みつけることで、粉塵を袋の外に一切飛散させることなく、バリバリと細かく粉砕できます。手で引きちぎると破断面からビーズが飛び散りますが、面で圧力をかけることで飛散を最小限に抑えられます。
直線的にきれいにカットしたい大型の箱には、100円ショップでも購入可能な「電熱線式発泡スチロールカッター」または「刃を温めたカッターナイフ」が威力を発揮します。熱でポリスチレンを融解させながら切断するため、切りくずが一切出ず、バターのように滑らかに切断可能です。熱湯で温めたカッターの刃を使う場合は、火傷に十分配慮したうえで作業を行ってください。