砂むし温泉への道程そのものをドラマチックに演出してくれるのが、九州旅客鉄道(JR九州)が誇る観光列車「特急 指宿のたまて箱」だ。鹿児島中央駅から指宿枕崎線に揺られる約50分間、錦江湾と桜島の雄大なパノラマを車窓に眺めながらの移動は、日常から非日常へと心を切り替える最高のアペリティフとなる。
観光庁が推進する持続可能な地域観光の文脈においても、ローカル鉄道と温泉街のシームレスな周遊は高い評価を集めている。指宿駅からは路線バスやタクシーで約5分と好アクセス。近年は楽天トラベルやじゃらんnetといった宿泊予約サイトでも、砂楽の利用券付き宿泊プランや沿線の魅力的な温泉旅館が豊富にラインナップされており、前後の宿泊手配と組み合わせることで旅の自由度が飛躍的に広がる。