式典の拠点となるのは、白石区に位置する札幌コンベンションセンターだ。札幌キャンパス内の体育館ではなく、収容力に優れた外部施設が選ばれるようになって久しいが、現地への動線把握は新生活最初の難所と言ってもいい。日程は4月上旬、午前と午後の二部制に分かれて学部生と大学院生の入場が厳格に管理される見通しだ。
最寄りの地下鉄東西線「東札幌駅」からは徒歩約8分。数字上は平坦な道のりに見える。だが甘く見てはならない。数千人規模の新入生と関係者が同一の時間帯に集中するため、改札口から地上出口に至る階段で深刻なボトルネックが発生する。特に午前9時前後は、ホームから地上へ出るだけで15分以上を要する事態すら珍しくない。
「朝の地下鉄はラッシュアワー並みの混雑になります。一歩出遅れれば受付時間に間に合わない」。先輩学生たちが異口同音に警鐘を鳴らす理由がここにある。南北線や東豊線沿線から大通駅を経由して東西線に乗り換えるルートでは、乗り換えホームの混雑も見越して、予定より最低でも40分前倒しした移動スケジュールを組むのが鉄則だ。