真矢の冷酷な統治に屈せず、クラスの希望であり続けた主人公・神田和美役を演じたのが志田未来だ。当時わずか12歳だった彼女が見せた、健気さと内に秘めた強さを兼ね備えたリアクションは、視聴者の心を揺さぶり続けた。現在も実力派女優として第一線で躍動しており、連続ドラマや映画、さらにはバラエティ番組で見せる素朴で愛らしい人柄でも親しまれている。若手からバイプレイヤーへと見事に脱皮を遂げた姿は、かつての天才子役の正当な進化形と言える。
一方、孤高の秀才・進藤ひかる役を務めた福田麻由子の存在も忘れがたい。静けさの中に深い影と知性を漂わせた名演は、物語に圧倒的な深みを与えていた。福田は子役時代から数々の名作で抜群の存在感を発揮してきたが、学業や独自の表現活動を経て、大人の女性として成熟した演技を見せている。それぞれの道を歩みながらも、表現者として確かな足跡を残し続ける二人の姿は、当時のファンに感慨深い感銘を与え続けている。