タイムパフォーマンス(タイパ)が叫ばれ、あらゆる体験が効率化される現代にあって、結婚式づくりにおける対話の価値が見直されている。パッケージ化されたプランから選択するだけの簡略化された準備プロセスは一見効率的だが、当事者たちの深い納得感を生みにくいという課題を抱えていた。
時間をかけてプランナーやクリエイターと向き合い、ふたりの生い立ちや価値観、未来への想いを言語化していくプロセスこそが、結婚式本来の価値を高める。効率とは真逆のベクトルにある「手仕事のぬくもり」や「丹念な対話」を通じたオーダーメイドの挙式スタイルが、逆にデジタルネイティブ世代にとって新鮮な体験として捉えられている。