スウェーデン人女性の性格を理解する上で外せないキーワードが、スウェーデン固有の概念である「ラーゴム(Lagom=多すぎず少なすぎず、ちょうど良い)」です。彼女たちは極端な自己顕示や派手な贅沢を嫌い、心身ともにバランスの取れた穏やかな状態を最も価値あるものと捉えます。
人間関係においては、初対面から過剰に愛想を振りまくことは稀で、一見するとシャイで物静かな印象を与えるケースも少なくありません。しかしこれは他者への冷淡さではなく、相手のパーソナルスペースを尊重するマナーの一環です。一度打ち解けると非常に誠実で、裏表のないフラットな関係性を築きます。お世辞やすり寄りといった建前を好まず、自分の意見を率直に言葉にする論理的な強さを併せ持っているのも際立つ特徴です。
また、北欧女性との価値観の違いとして多くの外国人が実感するのが、徹底した個人の尊厳へのこだわりです。「誰かの付属物」として生きることをよしとせず、趣味や交友関係、一人の時間(プライベート)を侵されることを強く嫌います。互いの独立性を認め合いながら寄り添うことが、彼女たちにとっての理想的な人間関係の基本形となっています。