現代のドラゴンボール界において、紫色のキャラクターの頂点に君臨するのが破壊神ビルスです。劇場版『神と神』および『ドラゴンボール超』で初登場し、それまでのパワーインフレを根底から覆す絶対的強者として描かれました。
ビルスのビジュアルモデルは、鳥山明氏が実際に飼っていたコーニッシュレックス(およびスフィンクス)という種類の猫です。細身でありながら研ぎ澄まされた筋肉美としなやかな動き、そして古代エジプトの神官を思わせる紫色の肌と衣装デザインは、神としての威厳と気まぐれな恐ろしさを完璧に表現しています。
その実力は、超サイヤ人3状態の孫悟空をデコピン一発で戦闘不能に追い込むほど桁外れです。対象を跡形もなく消滅させる神の御技「破壊」を操り、漫画版では他の宇宙の破壊神複数人を同時に相手取って渡り合うなど、破壊神の中でもトップクラスの戦闘センスを誇ります。悟空が「身勝手の極意」、ベジータが「我儘の極意」へと至る契機を作った存在であり、現在もなお超えるべき究極の壁として君臨しています。