就職活動の現場でも、大きな変化が起きている。企業の新卒採用においてAIスクリーニングが一般化したことで、かつての「大学名による一律カット」は姿を消しつつある。だが、これは門戸が広がったことを意味しない。むしろ逆だ。
AIは大学名というラベルではなく、学生が学生時代に何を行い、どのような具体的スキル(データ分析、生成AIの活用能力、実践的なプロジェクト経験など)を身につけたかを冷徹にスコア化する。結果として、講義に出席するだけで4年間を過ごした学生は、大学のランクに関係なく書類選考の段階で容赦なく弾かれる時代になった。