1998年のデビュー以来、日本のポップカルチャーを牽引してきた浜崎あゆみも、すでに40代後半を迎えている。常に完璧であることを求められる女性ソロアーティストに対する世間の目は、時に残酷だ。少しでも老いを感じさせれば「劣化した」と叩き、若々しさを保てば「不自然だ」と揶揄する。
このような「エイジング・ポリス」とも呼ぶべきネットユーザーの監視の目は、彼女の精神的な負担になっているのではないかという懸念もある。だが、彼女はそうした雑音をあざ笑うかのように、常にステージの最前線に立ち続けている。加工の有無を議論すること自体が、彼女の圧倒的な存在感を証明しているに過ぎない。