ロピアの売り場に足を踏み入れると、一般的な日本のスーパーとは決定的に異なる「音と熱量」に包まれる。ポップな店内ソングが鳴り響き、天井近くをミニSLの手前のような模型電車が走り走る。壁一面に高く積まれた自社プライベートブランド(PB)商品と、精肉コーナーに並ぶ圧巻の肉塊。視覚と聴覚を同時に刺激する空間演出が、客の購買意欲を限界まで跳ね上げる。
元が精肉店である強みを最大限に活かした「肉のロピア」のプライドは伊達ではない。A5ランクの黒毛和牛が驚愕の坪単価価格で並び、惣菜コーナーでは巨大な自家製ハンバーグやモンスターサイズのピザが飛ぶように売れていく。商品を綺麗に並べるのではなく、「山積みにして圧倒する」手法は、買い物を作業からレジャーへと昇華させることに成功している。