【解剖2026】「日本のコストコ」ロピアが巨大Gmsの跡地を飲み込む日——全国拡大と独自経営が起こす流通崩壊の全貌

【解剖2026】「日本のコストコ」ロピアが巨大Gmsの跡地を飲み込む日——全国拡大と独自経営が起こす流通崩壊の全貌

【解剖2026】「日本のコストコ」ロピアが巨大Gmsの跡地を飲み込む日——全国拡大と独自経営が起こす流通崩壊の全貌の注目されている理由をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

ロピアの売り場に足を踏み入れると、一般的な日本のスーパーとは決定的に異なる「音と熱量」に包まれる。ポップな店内ソングが鳴り響き、天井近くをミニSLの手前のような模型電車が走り走る。壁一面に高く積まれた自社プライベートブランド(PB)商品と、精肉コーナーに並ぶ圧巻の肉塊。視覚と聴覚を同時に刺激する空間演出が、客の購買意欲を限界まで跳ね上げる。

元が精肉店である強みを最大限に活かした「肉のロピア」のプライドは伊達ではない。A5ランクの黒毛和牛が驚愕の坪単価価格で並び、惣菜コーナーでは巨大な自家製ハンバーグやモンスターサイズのピザが飛ぶように売れていく。商品を綺麗に並べるのではなく、「山積みにして圧倒する」手法は、買い物を作業からレジャーへと昇華させることに成功している。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。