サーバルキャットの飼育が禁止された現在、野生的なルックスを愛する飼育検討者の視線は、交配種である「サバンナキャット」へと注がれています。しかし、両者の間には法律面でも生態面でも極めて大きな隔たりが存在します。
サバンナキャットは、サーバルキャットとベンガルやアメリカンショートヘアなどのイエネコを交配させて誕生した品種です。ここで重要になるのが「世代(フィリアル / Fナンバー)」の概念です。
サーバルの血が50%流れるF1(第1世代)は、かつて日本国内でも特定動物と同等の厳格な基準が適用されていました。一般の家庭で安心して飼育できるのは、世代が進んでサーバルの血量が薄まり、温厚なイエネコの性格が定着したF4世代以降です。見た目の美しさと家庭動物としての安全性を両立させるのであれば、サーバルではなく信頼できるキャッテリーからF4〜F5以降のサバンナキャットを迎えるのが適正な判断となります。