赤ピーマンとパプリカは別物だった!栄養・味・見分け方の驚くべき真相

赤ピーマンとパプリカは別物だった!栄養・味・見分け方の驚くべき真相

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文部科学省「日本食品標準成分表」および農研機構などの最新分析データを照合すると、赤ピーマンとパプリカ、そして一般的な緑ピーマンの間には驚くべき栄養格差が存在します。

比較項目(可食部100gあたり)赤ピーマン(完熟)赤パプリカ(参考)緑ピーマンビタミンC約170〜180 mg約150〜170 mg約70〜80 mgβ-カロテン当量約1,100 µg約900〜1,100 µg約400 µg平均糖度(Brix)約6〜7度約7〜8.5度約3〜4度果肉の厚み・水分量薄手・水分中程度極厚・多汁(ジューシー)薄手・水分中程度苦味成分(ピラジン等)完熟により大幅減少ほぼ皆無(フルーティー)強い(独特の青臭さ)

特筆すべきは、完熟赤ピーマンのビタミンC含有量は緑ピーマンの2倍以上、レモン果汁の約3倍に達する点です。太陽光を長く浴びて完熟する過程で、抗酸化作用を持つビタミンCやβ-カロテン、カプサンチンが爆発的に合成されます。

一方、糖度と果汁の多さではパプリカが優勢です。パプリカの糖度は一般的なトマト(5〜6度)を上回り、イチゴやみかんに匹敵する7〜8度超に達することもあります。緑ピーマン特有の苦味成分「ピラジン」や「クエルシトリン」がほとんど含まれないため、野菜嫌いの子どもでもフルーツ感覚で食べられる理由がここにあります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。