同じ髪質であっても、頭皮に近い根元、皮脂の少ない毛先、そして顔まわりの前髪では受けるダメージ量と必要な温度が異なります。
ストレートアイロンと前髪の温度コントロール
ストレートアイロンでうねりを伸ばす場合、全体は150℃〜160℃を基準とします。しかし、おでこや目元に近い前髪は120℃〜140℃まで落とすのが現場のプロの常識です。前髪は毛束が薄く熱が瞬時に芯まで届くため、高温で挟むと「毛先だけが不自然に折れ曲がる」「チリついてまとまらない」といった失敗の原因になります。火傷防止の観点からも前髪は低温設定を徹底してください。
コテ(カールアイロン)の温度目安
バレル(筒)に髪を巻き付けて形を作るコテは、プレートで両面からプレスするストレートアイロンに比べて放熱しやすいため、140℃〜160℃が目安となります。カールをしっかり出そうと180℃で5秒以上巻きっぱなしにする行為は、毛先を急激に乾燥させパサつきの原因になります。「適温で巻いてから2〜3秒キープし、外した後の熱が冷める瞬間に触らず形を定着させる」のが、熱ダメージを防ぎつつカールを持続させる最大の秘訣です。