順風満帆に見えた三中元克の芸能生活が一転したのは、2016年2月27日放送の生放送スペシャルでした。高校時代の同級生とお笑いコンビを結成し、プロの芸人として活動を始めるにあたり、番組側は「素人枠として加入した以上、プロの芸人になるなら一度白紙に戻し、再テストを受けるべき」という条件を提示したのです。
これが運命のめちゃイケ 再オーディションでした。スタジオで新ネタを披露した後、番組史上初となるリモコンのdボタンを利用した国民投票が生中継で実施されます。視聴者に委ねられた選択肢は「合格(めちゃイケ残留)」か「不合格(即時降板)」の二者択一。結果は、投票総数約63万票のうち「不合格」が過半数(約56%)を占め、生放送の画面上で無情にも三中元克のクビが決定しました。
演出上のプロレス的な茶番ではなく、リアルタイムのガチ投票によってタレントがレギュラー番組を追放されるという異例の展開は、ネット上のみならず芸能界全体に大きな激震を走らせました。