ポッキーのCMで一躍脚光を浴びた歴代キャスト陣は、その後どのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか。新垣結衣さんは言わずと知れた国民的トップ女優として映画やドラマの第一線で重厚な役柄を演じ続け、忽那汐里さんは活動拠点を海外へと広げ、ハリウッドの大作映画(『デッドプール2』など)に出演を果たすなど国際派女優としての確固たる地位を築きました。
また、1990年代に「四姉妹」を演じた牧瀬里穂さんや清水美砂さんは、大人の気品漂うバイプレイヤーとして舞台やナレーションなど多方面で活躍を継続。ポッキーのCMが単なる一時的なアイドルCMにとどまらず、息の長い表現者を輩出する土壌となってきた歴史を物語っています。
そして見落としてはならないのが、ポッキーCMを牽引した歴代男性キャストの存在です。2010年代初頭には、嵐の二宮和也さんが黄色い角を生やしたキャラクター「デビルニノ」として登場。人間にポッキーを分け与えることで心を通わせるというファンタジックでユーモラスな役柄を演じ、従来の女性タレント中心だった構図に新風を吹き込みました。
さらに2015年からは、三代目 J SOUL BROTHERSの小林直己さん、登坂広臣さん、岩田剛典さんによるユニット「THE Sharehappi」が始動。スタイリッシュな指先の動きとキレのあるステップを取り入れた「シェアハピダンス」は、全国の小中高生が運動会や文化祭で踊る社会現象となり、男性キャストの起用が新たな購買層(男子学生やファミリー層)の開拓に決定的な役割を果たしました。