夜の水上劇「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」が従来のショーと決定的に異なるのは、空間全体のキャンバス化にある。東京ディズニーシーが誇るナイトタイム・エンターテイメントの真骨頂は、中央バージ(船)のレーザー演出だけにとどまらない。
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの重厚な外壁と、背後にそびえるプロメテウス火山へ同時に展開されるプロジェクションマッピング。360度から押し寄せる映像の奔流が、鑑賞者を物語の内側へ強引に引き込む。光の粒子が建物の凹凸をなぞり、水面を走るサーチライトとシンクロする瞬間、ハーバー全体が一つの巨大な劇場へと昇華する。