日々の業務で大量のデータを処理するなら、手計算に頼る必要はない。Microsoft ExcelやGoogle スプレッドシートの標準機能を使いこなせば、数千行に及ぶ生データからでも数秒で累積度数表を立ち上げられる。
最も手軽でミスが起きないのは、SUM関数で参照範囲の始点を絶対参照($マーク)にする小技だ。例えばセルB2から下に各階級の度数が並んでいる場合、累積度数を出したいセルC2に「=SUM($B$2:B2)」と入力し、そのまま下の行へオートフィルするだけで完了する。数式が下へ進むにつれて範囲が自然に拡張され、累積値が瞬時に導き出される。
さらに、度数分布表そのものを作らずに元データから直接区間ごとの累積を計算したい場合は、FREQUENCY関数やCOUNTIFS関数を組み合わせると効果的だ。関数の入力ミスを防ぐスマートな集計フローを身につけておけば、実務のスピード感は格段に跳ね上がる。