ローリングの発言を機に再燃したのが、「ハーマイオニーの相手はハリー・ポッターであるべきだったのではないか」という長年のマッチング論争です。映画版におけるダニエル・ラドクリフとエマ・ワトソンの圧倒的なスクリーン上の相性の良さや、『死の秘宝 PART1』で挿入された二人の切ないダンスシーンなどは、ハリー派の支持を決定づける要因となっていました。
知性でハリーを常にリードし、過酷な孤立無援の旅でも決してハリーの側を離れなかったハーマイオニー。一方のロンは、嫉妬心や劣等感から度々二人のもとを離脱するなど、感情的な未熟さが目立ちました。ファンの間でも「知性と使命感を共有できるハリーの方が精神的に対等だった」という意見と、「張り詰めたハーマイオニーをリラックスさせ、人間らしさを取り戻せるのはロンのユーモアだけだ」という意見が真っ向から対立しています。
上の表が示すように、二人の関係は「似た者同士」ではなく「完全な正反対」です。ハリーとハーマイオニーが結ばれていた場合、お互いに背負うトラウマや正義感の強さゆえに、家庭内が常に重苦しい緊張感に包まれていた可能性があります。ハーマイオニーの堅苦しさを唯一打ち破り、笑顔をもたらす存在がロンであったという点は、結婚の決定的な理由として看過できません。