二糖類の覚え方を完全攻略!構成糖と還元性を一瞬で見抜く最強語呂合わせの全体像を詳しく解説してご紹介します。
受験生が最も混乱しやすい各二糖類の結合様式、加水分解酵素(マルターゼやインベルターゼなど)、および性質の違いを1つの表にまとめました。
二糖類名構成糖と結合様式還元性・加水分解酵素試験対策上の着眼点マルトース
(麦芽糖)α-グルコース + α-グルコース
(α-1,4-グリコシド結合)還元性あり
酵素:マルターゼデンプンをアミラーゼで加水分解した中間生成物。標準的な基本糖。スクロース
(ショ糖)α-グルコース + β-フルクトース
(α-1,2-β-グリコシド結合)還元性なし(非還元糖)
酵素:スクラーゼ(インベルターゼ)加水分解すると等モルのグルコースとフルクトースの混合物(転化糖)となり、旋光度が右から左へ反転する。ラクトース
(乳糖)β-ガラクトース + α(β)-グルコース
(β-1,4-グリコシド結合)還元性あり
酵素:ラクターゼ哺乳類の乳汁中に含まれる。ガラクトースのC4位ヒドロキシ基が上向きである点を見抜くのが鍵。セロビオースβ-グルコース + β-グルコース
(β-1,4-グリコシド結合)還元性あり
酵素:セロビアーゼ植物細胞壁のセルロースをセルラーゼで加水分解した二糖。糖ユニットが交互に180度反転して直線状に結合。トレハロースα-グルコース + α-グルコース
(α-1,1-α-グリコシド結合)還元性なし(非還元糖)
酵素:トレハラーゼキノコや酵母に含まれ、極めて高い保水力を持つ。食品添加物や化粧品原料としての応用記述も頻出。