山折哲雄が問う日本人と死生観|混迷の時代を生き抜く智慧の全貌

山折哲雄が問う日本人と死生観|混迷の時代を生き抜く智慧の全貌

山折哲雄が問う日本人と死生観|混迷の時代を生き抜く智慧の全貌に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。

山折が好んで論じる思想家の中に、平安の巨星・空海と、鎌倉の求道者・親鸞がいる。密教の壮大な宇宙観をもって現実世界の肯定を試みた空海と、人間の救い難い業を見据えて他力念仏に徹した親鸞。この一見対極にある二人の巨人は、山折の思索の中で見事に対話を始める。

私たちは今、気候変動や地政学的リスク、人工知能の急速な進化といった文明の転換点に直面している。自己の力だけですべてをコントロールできるという近代的な傲慢さは、もはや通用しない。極限の状況において人間はいかにして尊厳を保ち、他者と共に生きることができるのか。

山折が指し示すのは、自己の限界を深く自覚したときに初めて開かれる「慈悲」の境地だ。満開の桜が散る姿に無常を感じ、吹き抜ける風に命の気配を聴き取る。日本人が培ってきた微細な感受性を取り戻すことこそが、荒れ狂う時代を生き抜く最高の処方箋となるに違いない。 (出典: 山折 哲雄(Yahoo!ニュース))

詳細を見る詳細を見る詳細を見る
石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。