ジャストカーテンの躍進を支えているのが、運営母体である株式会社インテリックスの存在だ。創業者の木村重昭氏が掲げた「高品質なオーダーカーテンを誰もが手軽に買える価格で提供する」という理念は、それまでの業界の常識を覆すものだった。
当時のカーテン市場は複雑な流通経路を経ることで価格が高騰しがちだった。そこで同社は、自社で企画・製造から販売までを一貫して手がけるインテリア・家具製造小売業(SPA)のビジネスモデルを確立。和歌山をはじめとする自社工場での徹底した品質管理と自動化ラインの導入により、中間マージンを極限まで削ぎ落とすことに成功した。
この独自の生産・流通システムがあるからこそ、生地のクオリティを落とすことなく、一律価格に近い革新的なプライス体系が実現しているのだ。現場の職人技と近代的な工場設備が見事に融合した生産体系は、今も製品の一枚一枚に活きている。