発作が発生した際、保護者が取るべき最も重要な行動は「決して無理に起こそうとしないこと」である。パニック状態の我が子を力任せに揺さぶったり、大声で名前を呼び続けたりすると、混乱がさらに増幅し、自傷行動や暴走の危険が高まってしまう。2026年現在の臨床指導で推奨されている具体的なステップは以下の通りだ。
まず第一に、部屋の安全確保。怪我に直結する角のある家具やガラス製品、階段への導線を遮断し、子どもが暴れても安全なスペースを確保する。第二に、静観と優しさ。声をかけるなら「大丈夫だよ」と静かで落ち着いたトーンで囁き、背中を優しくさする程度に留める。発作は通常数分から15分程度で自然に収まり、子どもは再び深い眠りへと落ちていく。