西野七瀬がファンに向けてグループからの旅立ちを明かしたのは、2018年9月20日の公式ブログでした。タイトルは『おしらせ』。突如として発信されたそのエントリーは、瞬く間にSNSトレンドを席巻し、日本中に激震を走らせました。
ブログの中で彼女は「17才から24才までを乃木坂で過ごして、たくさんの人に出逢えて、好きになれた」「本当に幸せだった」と感謝を吐露。卒業の動機については、スキャンダルやネガティブなトラブルではなく、「アイドルとしてグループのためにできることをすべてやり尽くした」という強い達成感と、20代半ばを節目に自らの足で新たな世界へ踏み出したいという前向きな意志によるものでした。
人見知りで控えめだった少女が、センターを何度も経験し、グループを国民的アイドルへと押し上げた立役者となった過程で、彼女の中には「後輩たちに未来を託し、自分は一人の表現者として勝負したい」という覚悟が静かに芽生えていたのです。