Q1:脳幹出血は発症する何日も前から前兆(前触れ)がありますか?
A1:一般的に、数日前から自覚できる緩やかな前兆はほとんどありません。血管の破綻は突然生じます。ただし、出血が始まった直後(数分〜数時間以内)に生じる「急な回転性めまい」「後頭部の激痛」「物が二重に見える」「手足のしびれ」は極めて重要な初期症状(危険サイン)です。
Q2:脳幹出血の生存率はどれくらいですか?助かる見込みはありますか?
A2:出血量と受療までのスピードに左右されます。血腫が小さく片側に限局している微小出血であれば生存率は高く、適切なリハビリにより自立生活へ復帰される方もいます。一方で、出血量が大きく昏睡状態に陥った重症例では死亡率が30〜50%以上に達することもあります。
Q3:20代や30代の若い人でも脳幹出血になる原因は何ですか?
A3:若年層の場合、未診断の若年性高血圧の放置に加え、脳動静脈奇形(AVM)や海綿状血管腫といった血管の奇形・病変からの出血が主な原因として挙げられます。若いからといって脳卒中を除外することはできません。
Q4:前兆と思われるめまいが起きたら、まず病院の何科を受診すべきですか?
A4:めまいに加えてしびれや複視、ろれつ障害がある場合は、クリニックの外来受診を待つのではなく、直ちに「救急車(119番)」を要請して脳神経外科・脳卒中センターへの搬送を求めてください。自力で受診する場合は脳神経外科または救急指定病院を選びます。