新築時ではなく、既設のキッチンにビルトイン浄水器を「後付け」する場合、費用と施工条件の事前確認が欠かせません。
ビルトイン浄水器の工事費用相場は、新規設置か既存機器の交換かによって変動します。既存の同タイプ水栓からの交換であれば15,000円〜30,000円程度の基本工賃で収まりますが、新規の後付け工事では30,000円〜60,000円程度の工事費用が発生します(機器本体代は別途)。
後付け工事で特に注意すべきなのが、人造大理石やステンレス天板への穴あけ加工(コア抜き)です。専用水栓を追加する場合、ワークトップに直径35〜38mm程度の穴を開ける必要があります。天板の素材や下地の補強状況によっては施工不可となるケースや、追加の加工工賃(10,000円〜20,000円)が加算される事例があります。
また、設備の寿命として把握しておきたいのが水栓本体の耐用年数(約10年)です。カートリッジ自体は1年ごとの交換ですが、10年を超えると内部パッキンの劣化やホースの硬化による水漏れリスクが急増します。配管からの微細な水漏れはシンク下で気づきにくいため、定期的な点検が欠かせません。