厚生労働省の賃金構造基本統計調査や求人動向データを分析すると、移動式クレーン運転士の平均年収は約450万〜600万円のレンジに収まります。全産業平均と比較しても高水準であり、経験年数や対応できるクレーンのトン数によって給与が大きく跳ね上がる特徴があります。
SNSや建設業界コミュニティの生の声を集約すると、現場ならではの労働環境が浮き彫りになります。
「25tラフターからスタートし、60t、100tと大型機を任されるようになるにつれて手当がつき、年収700万円を超えた」「基本的にキャビン内での作業なので天候による肉体疲労は少ないが、少しのミスが大事故につながるため精神的なプレッシャーは凄まじい」といった意見が目立ちます。また、現場への移動で早朝出発が多い一方、現場の進行状況によっては長時間の待機が発生することもあり、「拘束時間の長さに慣れる必要がある」という指摘も少なくありません。