行動経済学の概念である「サンクコスト効果(埋没費用効果)」や「参照点バイアス」は、なぜパートナーがこうした関係から抜け出せなくなるのかを見事に説明する。「これまでこれだけ投資したのだから、手放すのはもったいない」「彼女の喜ぶ顔が見たい」という感情が、冷徹な経済的判断を鈍らせる。
見分け方のポイントは、彼女たちの「感謝の表現」と「金銭以外の価値への敬意」にある。出費に対して当然のような態度をとるか、あるいは金額の多寡ではなく提供された労力や時間に真の価値を見出せるか。また、自らのストレス対処法として「買い物や贅沢」以外の解決策を持っているかどうかも、長期的なパートナーシップを築く上での決定的な指標となる。