格闘技の舞台を経て、彼が次に見出した情熱の対象が身体作りの美学だった。自らの肉体を徹底的に研ぎ澄ませた経験をもとに、日本におけるボディメイクカルチャーの普及を目指して立ち上げたのが「サマースタイルアワード実行委員会」である。
当時、まだ限られた愛好家のものだったコンテスト文化を、若者や女性も親しみやすい洗練されたエンターテインメントへと昇華させた功績は極めて大きい。健康美やステージ上の立ち振る舞い、ライフスタイルの美しさを競う新たな価値観を提案し、国内のフィットネス業界に巨大なマーケットを創出した。
主宰者として全国各地の大会を巡り、参加者一人ひとりのストーリーに寄り添う姿勢は今も変わらない。単なる競技の枠を超え、自信を持って生きる人々を増やすプラットフォームとして、同アワードは進化を続けている。