ロラゼパムの最大の特徴は、「切れ味の良さと持続性のバランス」にあります。パニック障害の予期不安、社交不安症、心身症に伴う身体症状(動悸や胃痛など)に対して高い鎮静効果を発揮します。
内服後の作用時間は、通常30分〜1時間程度で効果が現れ始め、およそ2時間前後に血中濃度がピークに達します。体内で薬の濃度が半分になるまでの時間を示すロラゼパム半減期は約12時間(中間型)です。短時間型のように急激に効果が切れて不安がぶり返す反跳現象が比較的少なく、長時間型のように翌日中まで過度なだるさが残りにくいという使い勝手の良さがあります。